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20240324_浦賀ツアーレポート

3月24日(日)浦賀見学会を開催しました。今日の案内担当は浦賀在住の中村達夫さんです。参加者は19名、花曇りの馬堀海岸から10時にスタートしました。

最初は馬堀海岸庚申塔群です。住宅地の石段の途中に並んでいて、この立地ならこれからも末永く大切に保存してもらえそうです。

道すがらお寺や石仏が見えると皆さんシュシュシュッと近付いて行って覗き込んだり撮影したりします。こういうのも楽しさのひとつだと思います。

馬頭観音群に着きました。社号標・記念碑・名馬像・新旧様々の馬頭観音像と盛りだくさんでした!!ここで記念撮影📸✨

ひと山越えて防衛大学の前を通って、小原台の庚申塔群とご対面です。目の高さに配置された9基の青面金剛に胸が高鳴りました!!

船守稲荷神社・津守稲荷神社・八雲神社のしっとりした境内を堪能して…

東叶神社で美しい授乳狛犬に会えたところで、いよいよ 浦賀の渡し です🛥

2組に分かれて乗船しました。対岸で手を振ってくれてる。あっという間でしたが楽しい船の旅でした!!

予報通りぽつぽつと雨が降り始めました。スシローで美味しい昼食をとったあとは、西叶神社訪問です。可愛さ爆発の玉垣狛犬をはじめ、シークレットキャラ・木鼻彫刻群まで、見どころ満載です。

「こて絵」の文化が花開いたこの地域では、様々な場面でこて絵の技術が活かされていて、今もあちこちでその痕跡が見られました。

濱町為朝神社では表面の処理・尻尾の形状など、見応え充分な狛犬親子が待っていてくれました。

最後は大六天榊神社。集合写真を撮って今日の見学会は終了となりました。


浦賀らしい様々な狛犬・石仏・石造物と出会えました。そしてたくさん歩いてたくさん喋って、思い出に残る一日となりました。ご参加いただいた皆さま、ご案内の中村さま、ありがとうございました!!

今日のレポートに出てきた写真の中で、これはいったいどういうものなんだろう、という疑問が湧くと思います。なんらかのいわれや特徴があるからこそ、そこを訪ね解説を受けているものばかりです。


今回ご参加できなかった方、会員以外の狛犬石仏関連の方、全く無関係な検索から飛んできて今これをご覧の方、どうぞご遠慮なくご質問ください。お問い合わせ欄からでもメールでも結構です。本会会員からご回答させていただきます。(わからない場合は今後の調査研究の対象になることと思います。)


今日のレポートの感想をどうぞお気軽にお寄せくださいませ。