2024年1月20日、神奈川狛犬と石仏の会の第1回定期総会(設立総会)が開催されました。
総会の議案として、役員の選出・会則の承認・活動計画などが議決され、1月20日が会の発足記念日となりました。
中森勝之会長から、「『狛犬と石仏』という名を持つ会は全国でただひとつ。どちらかだけというのではなく、どちらも見て交流していきたい。」というお話がありました。会場では会報「狛犬と石仏」創刊号が配布され、中村編集長からは記事を募集する声がけもありました。
総会後には講話がありました。前半は阿由葉郁夫氏による「神奈川県の狛犬」、後半は中森勝之氏による「神奈川の庚申塔」。
狛犬・石仏のどちらについても、基本的なことやどちらかの愛好家の間では有名なことでも丁寧に解説してくださって、これから始まる交流を感じさせていただきました。
聴講した方からは、「狛犬の多彩さ・自由さに興味を持った。」「庚申塔が表す意味を知らずに見ていたが、これからは持物などをよく見ようと思った。」などの声がありました。
懇親会ではあちこちでこれからのツアーを企画する話が持ち上がっていました。狛犬も石仏もどちらも見ながら、お互いに解説できる、新しいタイプの見学会が増えてゆきそうです。